水素系入浴剤おすすめランキング!実は種類が分かれている?注意点もあわせて解説!
おススメの水素入浴剤と、購入の際に気を付けたいこと
昨今強力な抗酸化物質として注目を浴びる水素。その中でも水素風呂への注目は日増しに高まっているように感じます。
水素風呂は、バス用品のファンだけでなく、健康というテーマからたどり着くといった機会も多くなりました。
今回は水素系入浴剤はどのくらい種類があるの?どんな違いがあるの?といったところを解説していきたいと思います。
目次
- 水素発生機の登場
- 水素の質と量を示す数値は主に2種類!
2-1. 水にどれだけの水素を含んでいるかを示す、水素溶存量
2-2. 水素の還元力を示す、酸化還元電位 - 水素系入浴剤の価格はいくらくらい?
- 水素系入浴剤の選び方!おすすめ!
4-1. 危険な成分に注意!
4-2. おすすめは水素化マグネシウムを使った入浴剤! - 水素系入浴剤ランキング!
5-1. 1位:水乃素湯
5-2. 2位:水素発生入浴剤 水素バス
5-3. 3位:水素気分+ - まとめ
目次
水素発生機の登場
水素のお風呂を作る方法は、入浴剤をぽとんと落とすのがイメージしやすいですが、最近では水素発生機というCDケース大の機械を使う方法も一般的になってきました。
こちらは入浴剤と比べると水素発生量も多く、電気分解によるものなので何かを買い足したりする必要もありません。
ですが、水素発生機は今はまだとても高価なもので、一番安いものでも今現在は74000円ほどします。プレゼントとして、などとなると話は変わってきますが、水素風呂が初めてなら、まずは入浴剤を試されるかたが多いでしょう。
また、水素発生機を販売しているのはまだメーカー5社程度しかありません。その半数が医療機器メーカーであり、そこに電気大手メーカーが参入し始めているという状況です。
一方の水素系入浴剤、こちらは多種多様な業界が製造、販売を行っています。医療家庭用品、健康食品、バス用品、水素系コスメ、はたまた濁水処理の水質業者までありました。正確な数までは把握していませんが、50社程度はあるのではないかと思います。
その分、製品の特長や価格は多種多様、そのため今回は
- 水素の量と質
- 価格
- 信頼できる会社か
を基準に水素系入浴剤の選び方、おすすめの水素系入浴剤をランキング形式でご紹介します。
水素の質と量を示す数値は主に2種類!
やはり製品を選ぶうえでの1番のポイントは水素の発生量とその質。これを明確に示している製品であれば信頼性がありますし、効果のほどを推し量ることもできます。
ではこの水素のステータスを図るには何を基準としているのか、それは大きく2つの値で示されます。
- 水素溶存量
- 酸化還元電位
水にどれだけの水素を含んでいるかを示す、水素溶存量
やはりまず大切なのはどれほどの量の水素を発生させることができるのかという点です。
それを示すのが水素溶存量。水素発生機においては、どの製品でもほぼ必須で紹介している値です。そのままその機会の性能を示すものと言ってもいいでしょう。
水素溶存量の単位 ppm,ppb
水素発生量の単位はppm、ppbといった値で示されます。ppmとは1リットルの水の中でどれほどの水素を含んでいるかを示す値です。1.0ppmであれば、1リットルの水に1ミリリットルの水素を含んでいるということになります。
ppbで示される場合もありますが、これはppmのさらに1000分の1を示す値で、1ppm=1000ppbとなります。
水素の効果についてはコチラの記事で詳しく解説しています。
水素系入浴剤の水素溶存量
水素系入浴剤では0.3ppm~1.2ppmくらいが相場となります。水素発生機では1.4ppm~1.6ppmですので約半分くらいの水素発生量ですね。
そして、水素系入浴剤でこの水素溶存量を信頼のできる品質で表示している会社は数社しかありませんでした。
水素溶存量を計ること自体はそこまで困難では無いはずです、憶測かもしれませんが、水素系入浴剤では、表立ってアピールできるほどの水素量を担保している製品は数が少ないのかな、なんて思ってしまいました。
水素系入浴剤に関しては、0.3ppm~1.2ppmとかなりばらつきがあるのですが、これについては後述しますね。
水素の還元力を示す、酸化還元電位
水素のお風呂に浸かるメリットはなんといっても抗酸化力、これは、酸化還元電位、単位はmV(ミリボルト)で示されます。
この数値は単語の意味そのまま、その物質の酸化力、還元力(酸化した物質をもとに戻す力)を示した値であり、水素が多く含まれると、この数値はマイナスを示します。そしてその値が大きいほど、活性酸素による酸化を抑制できると考えられるのです。
水素発生機では-500mV、水素系入浴剤では-350mVが相場となります。
ちなみに水道水の還元電位は+400~+700mV、実はなか高い酸化力を持っています。
水素系入浴剤の価格はいくらくらい?
価格は、水素発生量と同じく、製品によって大きくばらつきがありました。安いもので1回100円程度ですが、基本的には500円程度が目安となります。
といっても1回100円と500円では天と地ほど差がありますね…。なぜこんなに差が出るのかについてはこのあと解説していきますね。
ちなみに機械の水素発生器は7万円で3年保証が相場となります、毎日お風呂に入ったとして、2年使うと1回100円といった計算です。
水素系入浴剤の選び方!おすすめ!
ここからが本題になります。いったいなぜ水素系入浴剤には品質、価格にこれほどのばらつきがあるのでしょうか。
実は水素系入浴剤は、水素を発生させる方法はほとんど決まっており、大きく以下の3種類しかありません。
- 水素化マグネシウム(MgH₂)を反応させる方法
- 酸化カルシウム(CaO)とアルミニウム(Al)を反応させる方法
- 水素化ホウ素ナトリウム(NaBH₄)を反応させる方法
危険な成分に注意!
ここで気を付けたいのは、③の、水素化ホウ素ナトリウム(NaBH₄)を使った水素系入浴剤は買わない方が賢明ということ。なぜなら、水素化ホウ素は危険物に指定されている有害物質であり、反応後に生成されるホウ素も、前者に比べ毒性は弱いものの、同じく体には害となる物質だからです。
ただ、毒性があるため、当然成分表示に水素化ホウ素ナトリウムと記載されている製品はありません。
「水素化ホウ素ナトリウム」の記載はないのですが、「窒化ホウ素」という成分は記載されていたりします。窒化ホウ素とは通常入浴剤として使われることもなければ、水素を発生させるものでもありません。
しかも水素発生量が多く、しかもなかなか安価な商品に限ってこの窒化ホウ素の記載があるんですね。むむむ…
多くは語りませんが、今回のランキングではこの窒化ホウ素を含む商品は除いて作成しています。「え、なんでうちが使ってるあの商品が入ってないの!?」と思われた方は、この点、ご自身が使われている入浴剤をチェックしてみてください。
おすすめは水素化マグネシウムを使った入浴剤!
現在、1番メジャーなのは水素化マグネシウムを水と反応させて水素を発生させる方法で、この製法で水素を発生させる製品は数社ありますが、すべて500円前後と、しっかり価格相場は固定されていました。
酸化カルシウムとアルミニウムでも問題なく水素を発生させることができますが、この方法ですと反応の際に熱が発生し、近くの水温が60度近くまで上昇します。
そのため、ケースに入って販売されることが多く、採用している会社はあまりありませんでした。しかし、若干ですが前者よりも安く購入できるというメリットがあります。
また、おなじ水素発生方法を採用していても、他に含まれている成分や宣伝のしかたはまちまちでした。冒頭でお話ししたように、医療家庭用品、健康食品、バス用品、水素系コスメ、など多種多様な業界からの参入があります。
というわけで、水素の発生方法、商品の品質、そして信頼できる会社かどうか、という3つの点にスポットをあてて、以下、おすすめ商品のランキングを紹介していきます。
水素系入浴剤ランキング!
1位:水乃素湯
販売元/製造元:(株)ドクターズチョイス
価格/数量:5400(円)/10(回) ※1回あたり540円
成分:塩化Na、炭酸水素Na、水素化Mg、ウンシュウミカン果皮エキス、グリシン、加水分解コラーゲン、ポリソルベート80、シリカ、香料、炭酸Ca硫酸Na
定番の水素化マグネシウムを使った入浴剤です。この製法でこの価格が最も一般的です。
中でも水乃素湯は歴史も古く、信頼度も高い。水素以外にも、整肌成分のコラーゲンや、保湿効果のあるウンシュウミカン果皮エキス、塩素を中和するグリシンといった入浴剤成分も含んでいます。
提供元の(株)ドクターズチョイスは、水素関連商品から、健康食品、化粧品、医療関連までを取扱い、他者と比べ規模も大きい会社です。
化粧品を取り扱うので肌に優しい成分にも精通し、水素を発生させる技術も優れているであろうということで選んでいます。
pickup!:スパキヨラビ
販売元/製造元:(株)KIYORAきくち
価格/数量:1980(円)/4(回) ※1回あたり495円
成分は硫酸Na、炭酸水素Na、水素化Mg、イノシトールとやや簡素ですが、香料が入っていないので、そういった自然成分重視で選ぶのであれがこちら。少しですが価格も安価となっています。
2位:水素発生入浴剤 水素バス
販売元/製造元:ドリームマックス株式会社
価格/数量:2171(円)/5(回) ※1回あたり434円、専用ケース付き
成分:アルミニウム、酸化カルシウム、香料 他全て食品添加物
アルミニウムと酸化カルシウムによる反応で水素を発生させるタイプの入浴剤です。専用のケースがついてきます。
上記の価格はスターターセット(容器込)の価格なので、すでにケースを持っていてリピートする場合は1回あたり250円ほどで再購入できます。
同社は水素系商品を専門に手掛ける、規模も非常に大きい会社です。
含んでいるのは水素を発生させる成分と、香料のみに絞っており、かなり割り切ったシンプルな商品と言えます。ただ、食品添加物の詳細表示が無いのでその点はやや信頼度に劣ります。
こちらはキャンペーンがあったのであわせてご紹介します。公式販売店のミライプラスから、アマゾンより安く購入できます。
3位:水素気分+
販売元/製造元:(株)スペックプラント
価格/数量:1000(円)/10(回) ※1回あたり100円
成分:水素化マグネシウム・炭酸水素ナトリウム・炭酸カリウム
炭酸カルシウム・クエン酸・硫酸ナトリウム・ベントナイト
同社は水質管理をメインに行っている会社です。入浴剤や化粧品等の販売実績がないため、そういった点に抵抗が無ければこちらで試してみても良いでしょう。
この成分で、これだけ価格が安いのは正直驚きですね…。水質管理関連で、原料を大量入荷ができているのか定かではありませんが、これでもし品質が維持できているのであれば驚異的です。
今回調査した入浴剤
<H₂buble・H.bubble水素の泡・水素のめぐり湯・わたしの水素風呂・スパキヨラビ・バスリエH₂・ルナモイストパウダー・スムースバスパウダー・水素気分+・水素発生入浴剤水素バス・水乃素湯・マグネシウム水素泉・西倉式水素SPA elastique・業務用プロエステMgH2入浴料・ナノH2スパ・ヴァルナ水素バブルバス>
まとめ
今回1位~3位で順位をつけてみましたが、信頼と品質で選ぶならやはり500円前後でしっかりした商品を買うこと。
そこから製法や会社の実績と、価格を天秤にかけて2位の商品にするか3位の商品にするかといった、好みや場合分けの問題になってくるかと思います。
個人的には、水素の効果は、理論的にもかなり期待しているので、なんだ、こんなものか…とならないようにしっかりとした商品で1度試してみていただきたい。
ただ、水素生成機と比べてしまうとやはり差が出てしまうかなと思います。お金に余裕があるのであれば、こちらも検討してみては?
みなさまの肌が美しく健やかでありますよう。
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