健康って何?一番大切なことは、自分の心の声を聴くこと

走る人

健康ってなんだろう

今回、こと自分について、健康とは何かを考えました。みなさんもそうだと思いますが、自分も健康について触れる機会は今までとても多くありました。はちみつが体にいい!とか、マスクは意味がない?とか、立ちくらみは〇〇の兆候、とか。

健康のためにカリウムを1日何gとりましょう!そもそもどの食べ物にどのくらいカリウムが含まれているかもわからないし覚える予定もない、さらには摂りすぎはやはり危険です!などと言われれば、始めは興味本位で情報をめくってみたりもしましたが、情報がありすぎて、健康に気を使うこと自体が億劫になっていました。

走る人

スポーツをしていたこともあり、体の経絡や食べ物の属性、などを語った東洋医学に興味をもちもした。そしてこのサイトで健康について調べ、研究し、紹介しています。

一つ一つ証拠集めをしていると、なるほどそういうことか!と思ったり、この噂ってここの情報とここの情報がすり替わっちゃってるよね…とか気づきがあっておもしろいです。

そうして様々な症状から遡っていくと、根本的な原因はこれで、生活習慣病とか不定愁訴とか、結局はここから派生しているんじゃないの?などと体系化して考えるようになりました。

今回はその総括ではないですが、当サイトを運営していくうちに自身も健康について改めて考えることができたので、健康というものについて自分なりに見えてきた姿カタチを備忘録として残しておきたいと思います。

これはあくまで所管であり臨床試験を改めて行ったものでもなければ厚労省が発表したものでもありませんが、いち健康サイト運営者の意見として、みなさまが健康を考える小さな指標や気づきとして参考になれば幸いです。

私は健康に気を使うときにまず考えるのは腸と、血液、そして心です。

腸の重要性

まずは体の機能についてですが、1つ目は腸を大切にしています。それは外部からの食事、ご飯やみそ汁、野菜に果物、これらを体内に取り込む1番目の入り口が腸だからです。
え、口じゃないの?と思われる方もいるかもしれません。これはエネルギーを吸収するという見方ですが、口から食べたものはもちろん口で栄養素となって吸収されるわけではありません。
口腔、食道、胃、腸と消化管は続いていますが、人間がエネルギーを吸収するのは胃でも肝臓でもなく膵臓でもなく、唯一腸が主として行っているのです。そしてそのエネルギーを吸収し全身に送り出すスタート地点が腸なのです。

体は何から作られるでしょうか
それは親から受け継いだもの、そしてその他は外部からエネルギーを取り込んで人は成長していきます。

自分に備わっている手も足も、肺も心臓も神経も、自然の中にあるエネルギーを自分の中に取り込んで、作り、成長していきます。

そしてそのエネルギーを吸収する器官が腸です。

脳や心臓、生きていくのに不可欠な器官は数多くありますが、人が生まれるとき、まず一番に形作られるのは脳でも心臓でもなく実は腸なのです。

腸を大切にすることは、そのエネルギーの吸収の一番の入り口であり、良いエネルギーを作る主要たる機能に注目することであり、腸を健康に保つということは健康の一番上の土台作りになる考えています。

血液を大切にする

腸で吸収したエネルギーを身体中に巡回させるのが血液です。
人は血管とともに老いるといわれており、栄養の吸収も、ウィルスの撃退も、老廃物の代謝も血管の通して行われます。エネルギーが循環する力が低下すれば、自ずと体の機能は低下します。
そのため血液と血管に目を向けることが、全身の生命活動に大きく寄与していると考えます。

特に高血圧、これは現代社会の負、生活習慣病のうち、疾患数のもっとも多いものですが、心疾患も脳卒中も、血管の劣化によって誘発されるものです。そして高血圧は、この欠陥の劣化を進める代表選手です。

血液と血管を大切にすることは生命エネルギーを循環させ、自然に歳をとっていくためにとても重要であると思います。

みなさん健康の悩みって色々あると思います。原因について考えたときに、元をたどれば上記の二つに該当しないでしょうか。もしやと思った方はぜひ該当の記事を読んでみてください。
解決のきっかけは思いのほか、薬や医者や、そんなに難しいことを必要としているものではないかもしれません。

自分の心の声を聴く

最後に心についてです。

自分は食べ物で最も美味しいと感じるのは空腹時に食べる納豆ご飯と味噌汁です。

同じパリパリする食べ物ならポテトチップスよりよりキャベツの方が断然おいしいと感じます。食事をしていてある料理を口に含んだとき、この食べ物にはこの薬味が合うのでは?と調べると栄養学的にも理にかなったものだったりします。なぜか体にいいものを美味しいと感じるのですが、普段から気を付けていることがあります。

それは自分の心の声を聴くということです。

人間が好きな時に好きなものを食べられるようになったのは、長い歴史から見てつい最近のことです。それまでの生活は、お腹がすけばすいたまま、行きたいところには体を使って歩き、日が暮れれば眠り、日が昇れば目を覚ます。その生活に準じて生体機能は少しずつ変化を遂げていきました。夜遊びなんてもってのほか、お腹がすけば食べられる現代の生活と真逆、ですね。

ストレスと言えば少し極端になってしまいますが…。
人間は体のどこかに不調が生じれば自律神経を通じ、鎮静作用のある物質を作り出したり、血圧を下げたり体温を上げたり、免疫力を高めたりして健康を維持しようとしています。

そしてそれは体の欲求や感情となって表れています。

食べたい、飲みたい、休みたい、誰かと話したい、寝たい、笑いたい、怒りたい、叫びたい

こういった感情は、長い歴史から作られた生体機能から大きくかけ離れた、現代の生活が体に負担を与えていることの表れで、現代になって初めて現れている自分の体からのサインかもしれません。

社会の中では抑圧されてしかるべき感情たちですが、本当に体がピンチの時にはしっかり心の声を聴くことにしています。体が何を欲しているか、それらの多くは、自律神経が発している信号で、それに準ずることは健康にとってとても大切だからです。

本当に笑いたい時だけ笑い、怒りたい時は怒ります。それで失くすものもあるかもしれませんが、それは自分にとって必要なかったものだと割り切っています。人間コンビニでバイトするでも生きていけると思って、何か重荷を背負って生きるより、自分らしく一生懸命生きていたいと思います。

昨今は病名や薬名ばかりが注目され、健康についての流行や数字の後を追って考えがちですが、メカニズムを正しく理解すればその人その人の健康が自然と見えてくると思います。

あくまで持論ではありますが、健康を考える何かの手助けになれば幸いです。

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る