代謝がいいのに冷え性に!?関係はあるの?

歳も若いし筋肉隆々、運動すれば汗もかく!
でも夜になると体が冷えて、布団に入ってもなかなか暖まらない。
代謝が良くても冷えるなら、一体どうすれば良いのだろう?
今回は、一見すると相反する代謝と冷え性、2つの関係性について考えていきます。
代謝がいいとはどういうこと?
冷え性の改善方法で調べると、体を温めて血行良くしましょう!なんて出てくる。
代謝がいい人は、血行も良いはず…なのに、どうして冷え性になるのでしょう?
ウィキペディアによれば、
代謝とは、生命の維持のために有機体が行う、外界から取り入れた無機物や有機化合物を素材として行う一連の合成や化学反応のこと
どういうこと??ってなりますよね。
要するに、とある2つの物質が、合成したり反応したりして、新しいものが作られる!という意味。
漠然としてますね?
代謝がいいというのは、実はとても広い意味で捉えることができるんですね!
筋肉は血流が多いから、筋肉体質の人はその分反応が促進される、これは間違っていない。
風呂に入って、血行が良くなるのも同じ。
ただ、代謝を良くするということは、それだけでは無い。
もっと多くの事柄が関係しているんですね。
例えばエネルギーや、栄養を作り出すには、「消化する」という過程が必要不可欠!
つまりこれも、合成や反応に影響する、代謝を左右する要素。
ですが、消化能力が高いことと、血行が良い事は直接結びつかないですね?
皆さんの「代謝が良い」と聞いてイメージするのは、食事をするとすぐ汗をかいたり、食べても全然太らない人。
ですが単純にそれだけでは代謝は語れない!
代謝を良くするためには、もちろん筋肉を増やす事も大切です。
ですが、胃腸の状態を健康に保つことであったり、また、栄養を体の隅々まで運ぶのは血管ですから、血管だったり、血液をきれいに保ったり、といった事も大切になってくるわけです。
冷えはどこからやってくる
冷え性と言えば、手足などの末端の部分だったり、腰や目なんかも冷えを感じやすい。
ですが、体が冷えるからといって、病院に行く事は無いですし、薬を処方してもらうこともないはずですよね?
冷え性と言うのは、厳密には病気ではない。
単なる不定愁訴、つまり冷えを「感じる」人が冷え性。それだけの定義なんです。
血流を良くすることは、冷え性の改善にはとても有効であるといわれています。
だから、普段から運動していたり、体格のいい人は、冷え性というイメージはないでしょう。
でも、実際にそういった見た目と違って、冷えに悩まされている人は少なくありません。
血流のコントロールは心も関係している
冷え性の原因として
- 性ホルモンのバランスの乱れ
- 自律神経の乱れ
という2つの原因がとりあげられますね?
人間誰しも、運動していれば血行は良くなるものです。
ただ、もちろん1日中運動しているわけでは無い。
食事をしている時や、テレビを見ている時、血流コントロールしているのは何なんでしょう?
それは自律神経というもの。
興奮していると、交換神経が優位に立ち、血管を収縮、血流を悪くしてしまいます。
逆に、お風呂に入っているときなどは、副交感神経が優位になり、リラックス。
体温を上げると同時に、血管を拡張してくれるので、冷え性にとても効果的と言われるんです。
自律神経というのは、本当に秒単位でコロコロ変わっていきます。
自分の感情をうまくコントロールできていますか?
性ホルモンについてはどうしようもないことですが、この自律神経の原因から考えれば、精神的に安定してるかどうかということも、冷え性と大きく関係していることがうかがえますね。
まとめ
- 代謝がいいことの本当の意味は、血流・消化など、体のなかで化学反応が良く起こるようにすること!
- 冷え性は、冷えを「感じる」が定義。体質だけでは語れない!
- 心を安定させることで、自律神経を落ち着かせ、血流もよくしよう!
血行が良いと言う意味で、代謝のいい人であればそれはもちろん、冷え性に好影響!
ですが単純にそれだけではない。
好きな音楽を聴いたり、リラックスできるアロマを試してみたり。
そんな風にして、心の落ち着ける時間を作ることも、冷え性と向き合ううえでは大切なことのようです。
もちろん、仕事を頑張ったり、新しいことにチャレンジしたりして、自分を磨くことも大切です。
メリハリをつけて、お風呂に入ったり、思いっきり遊んだり。(お風呂は、代謝と冷え性に効く共通項でしたね!)
休む質というのも高めていきたいですね。
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