代謝がいい時間帯はある?運動をより効果的にするためには
忙しい仕事の合間を縫ってダイエットをするなら、効率よく痩せたいですよね。
脂肪を燃やすといえば、代謝が関係しているはず。
代謝のいい時間に運動すれば、普通の人より痩せられるのでしょうか?
目次
どうせなら、代謝がいいときに運動したい!時間帯によって、代謝がいい、悪いは変わるの?
運動したり、食事をした直後は、汗がドバっと出ますよね?
代謝が活発になる時間はあるのでしょうか?
これはなかなか答えが難しい。
なぜなら、代謝とは、食事をした後の消化であり、消化をしたあとの吸収であり、運動によるエネルギー消費でもあるから。
全て代謝と呼べるんです。
人は一日中、代謝をしているようなもの。
なので、単純にこの時間は代謝がいい!とは言えないんです。
運動をする時間帯は、体のリズムで考える
ただし、こと運動するということに注目するなら、適した時間帯はある。
それはお昼前と夕方です。
ここに合わせて運動すると、運動強度という意味ではなく、代謝にとっていい影響があるのですが、その理由を解説していきますね。
ヒトには体内リズムがあり、脳が覚醒状態、睡眠状態の間を行ったり来たりしています。
睡眠覚醒リズムなんて言い方をされますが、脳が覚醒しているときに運動すれば、その分パフォーマンスは向上しますし、その反動でスムーズに睡眠に入っていくことができる。
このリズムは1日に2周期あり、起床したタイミングから起算して動き出します。
最初に脳が覚醒するのは気象から4時間後、睡眠状態になるのは8時間後、2度目の覚醒は14時間後。
例を出して説明してみますね?
7時起床の人であれば、最初の覚醒は午前11時。
そして、日中最も眠くなるのが午後3時(心当たりはありませんか?ランチを食べた後に眠くなる、あのタイミングです)。
最後の覚醒は午後9時。この少し前くらいに運動し、9時までには運動を終えているのがベスト。
すると脳はそこから徐々に、睡眠状態へと落ちていく。
このリズムを大切にすることで、睡眠の質も高くなりますし、代謝にももちろんいい影響を与えてくれるのです。
基礎代謝がいい人ほど、効率よくエネルギーを消費する!
さて、一歩引いて、人がエネルギーを消費するのは、何をしているときかを考えてみましょう。
それは実は、「何もしていない」時なんです…!
もちろん厳密には何もしていないわけではないんですが。
人は、生きている限り、エネルギーを消費し続けているんです。無意識のうちに。
たとえ寝ていても、呼吸は絶えずしますよね?心臓の鼓動は動き続けていますよね?
このように、生命活動にエネルギーを消費し続けている。これを、基礎代謝といいます。
人がエネルギーを消費するバランスは、この基礎代謝が6割、食事による代謝が1割、そして残りの3割が、運動による代謝です。
つまり効率よくエネルギーを消費するには、基礎代謝がカギ!
先ほどの睡眠覚醒リズムの、脳が覚醒するタイミングで行動していると、代謝もうまく回すことができますよ。
基礎代謝量を増やすために
基礎代謝を上げるには、内臓の健康を保つことと、筋肉を増やすことが大切です。
内臓の健康を保つことで、栄養の吸収や、老廃物を輩出するスピードが高まる。
食べてすぐに寝てしまったり、消化に良くないことは禁物です。
横になっていると、起きている時と姿勢が違うため、胃腸の中の食べ物が、うまく混ざらず消化しきれなかったり、腸に食べ物を送り込むコントロールもできなくなる。
消化がうまく進みません。
筋肉は、血流が多く、ポンプの役割も果たすため、血行促進に無くてはならないものですね。
代謝を増やすトレーニングで気を付けたいこと
特に足の筋肉は、全体の7割を占めるため、鍛えるのであれば足、太ももの筋肉をトレーニングするのがおすすめ!
腹筋をやる人なんかが多いですが、実は腹筋は結構ペラペラなんですよね。
局所的に、お腹周りの脂肪を落としたいのであれば、効果があります。
ただ、エネルギーを消化しきらないと、脂肪が筋肉に変わってかないので、両方並行して行うと効果的です。
また、お風呂と筋トレの順序も気にされる方が多いですが、お風呂が後です。
乳酸もたまらなくなるし、筋肉の同化(修復)が進むのは、筋トレ後ですから、この順序です。
まとめ
- 代謝にもいろいろある!一概に何時とは決まっておらず、その人の生活の仕方で異なる
- 脳が覚醒する夕方にトレーニングすると効果的!
- 代謝を上げるには消化にいい健康的な生活と、大きな筋肉を使うトレーニングを
規則正しい生活を送ることが、代謝を上げる。
シンプルですけど、やっぱり健康に気を遣うことが一番の早道。
代謝や体質をコントロールしたいなら、まずは自分を律すること。
意志の力で、自分の時間をコントロールできるようになっていきましょう!
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