代謝がいいと頻尿になるの?トイレが近い原因は…!

taisya-hinnyou

トイレに行く回数が多いのはなぜ?

水をいっぱい飲めば、それはもちろんトイレに行く回数は増えますが、それだけでは説明できない個人差がある。

代謝がいい人は、身体の循環がいい、だからトイレの回数が増えるのかな?と、疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

今回は、代謝がいいことが、尿意とどのように関係しているのかを考えていきます。

頻尿になってしまう原因から、代謝の影響を考えてみる

体格や体質に、何回トイレに行くかは、人によって個人差があります。
ですが、食事の量、仕事や生活の環境、体調によっても、トイレに行く回数が増えたりする時期はありますよね。

まずは、どのようなことが、尿意に影響しているのかを見てみましょう。

トイレに行く回数の平均は?

健康な成人が1日にトイレに行く回数は、8回前後と言われています。

思ったより多いですね。

数えたことのある人は少ないだろうから、意外な人も多かったのではないでしょうか。

日本泌尿器科学会:尿が近い、尿の回数が多い

また、トイレが近いと「感じる」ことも、頻尿の症状として挙げげられる。

つまり残尿感も頻尿ということ。では、頻尿になってしまう原因はいったい何なのでしょう?

代謝がいいと、トイレに行く回数は増えるの?

人間にはいろんな機能が備わっており、その一つに体温調節機能がありますね。

熱くなれば汗をかき、熱を放出する。このとき、水分も一緒に体の外へ排出されます。

では汗をかかなければ?

その場合は尿として排泄する他ありません。

つまり、汗をかきづらい人は、尿が多い、つまり、頻尿になる。

逆に、代謝がよければ汗をかきやすい、その分、頻尿にはならない…ってあれ?理屈が合いませんね。

ひとまず、その他の要素も見てみましょう。

骨盤周りの筋力の低下

泌尿器回り、つまりは骨盤周辺の筋肉が衰えると、膀胱の力のコントロールが弱くなり、頻尿になるといわれています。

詳しくは骨盤底筋群という筋肉帯。

koshi

気にしていなければ一生鍛えることのない筋肉ですね…。

この筋肉を鍛えるのは簡単。おしりの中心に力を入れればOK!

筋肉の衰えが原因で起こっている頻尿であれば、この方法で解決するはず。

日経スタイル:女性に多い尿漏れ・頻尿 骨盤底筋鍛え対策を

腎臓が弱っていると頻尿になる?

尿を作り出すのは、ご存知の通り腎臓の役割ですね!

では、腎臓の機能が弱っていれば、頻尿になりやすいのでしょうか。

腎臓に負担をかけるものといえば、塩分。

腎臓は体のpH調節などの機能も果たしており、ナトリウムに対し、カリウム・カルシウム・マグネシウムなどでそのバランスを保っています。

塩分は塩化ナトリウムのことですから、過多の食生活は、pHバランスを崩すため、腎臓に負担をかけてしまう。

腎臓が悪いと、頻尿、むくみ、夜間尿、貧血などの症状が現れます。

腎臓は老廃物のフィルターであり、体の中を健康な血液、水が流れるための重要な臓器ですから、上記のような症状が現れるんですね。

逆に言えば、腎臓が健康であれば、その点、頻尿を心配することはなさそうです。

代謝がいいことと尿意の関係は?

代謝がいいことは、身体の循環を促し、トイレに行く回数を増やすと思われがちです。

ですが、単純に水分の排出、という観点のみでは、頻尿は説明がつかないものでした。

代謝がいい=トイレに行く回数が増える ではない。

逆に、尿意が正常であり、腎臓が健康なのであれば、代謝が良いということは言える。

汗をかきやすいかどうかということではなく、腎臓の健康にスポットを当てることが、今回の結論となりました。

腎臓をいたわるために、塩分を控えた食生活をすること!

骨盤周りの筋肉が衰えないよう、運動すること!

ぜひ、意識してみてくださいね。

まとめ

頻尿は、実際にトイレに行かずとも、尿意を「感じやすい」場合も含まれる。

心因性頻尿といいますが、実際、緊張するとトイレに行ったり、その割に、あまり尿が出なかったりと、心の状態も影響していることは日常からもわかります。

普通の人より少し回数が多くても、トイレに行くことはは体の大切な排泄機能の1つ。

あまり気にせず、何か他のことに集中できる環境を作ってあげることが、一番の解決策かもしれませんね。

 

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