うがい・手洗いをしてもカゼをひいてしまうのは?予防を気にするべきタイミングについて解説!

風邪をひいた人

すぐに風邪をひきやすい。健康には気を付けているのに?

風邪をひくまいと普段からうがい手洗い、気を付けているのになぜか風邪をひいてしまう…
普段からうがい手洗い、食生活や生活習慣にも気を付けているのに、要所要所でなぜか体調を崩してしまうかたへ。

今回考えるのは

  • 次の日が大事なイベントの日というときに限って風邪をひく
  • いっぱい運動すると風邪をひく
  • 人ごみに長時間いると風邪をひく

といった健康に気を使ってもポイントポイントでかぜをひくことがある、という方についてです。

かぜをひく時のプロセスと、生活の中に隠れるチェックポイントと対処法について調べてみました。

目次

  1. かぜとは
    1-1. 風邪薬はきかない?
  2. なぜ健康な生活を送っている人でも風邪をひくのか
    2-1. 潜伏期間
    2-2. 潜伏期間の症状
  3. 予防は本当に不可能なの?
    3-1. 免疫力を高める食事
    3-2. 免疫力の下がるタイミング!
  4. まとめ

かぜとは

かぜをひくとのどの痛み、せき、鼻水、頭痛、発熱がでたりします。その症状からもわかるようにかぜは気道の感染症の一種です。正式には上気道感染症と分類され、西洋医学的には風邪症候群といいます。

風邪薬はきかない?

症候群とは同じ病態、症状の群体を意味するものであり、一般にそういう症状をきたすものという意味ですから、原因は実は一つではありません。インフルエンザも風邪症候群のうちの一つです。

なぜそういう言い方をするのかというと、風邪症候群の原因になるウィルスは200種類以上あり、この薬を飲んでおけば大丈夫!という根本的な薬は実は存在しないのです。

なので風邪薬と言えば、風邪の原因となるウィルスの中でも割合が高いものに対し効果の期待できるもの、もしくは風邪の根本原因に働きかけるのではなくその症状を緩和するもの、のどちらかということになりますね。

なぜ健康な生活を送っている人でも風邪をひくのか

たどりついた答えはシンプルなのですが、免疫力が極端に下がるタイミングがあるからです。そのタイミングで感染し、しばらくたってから発症します。では、免疫力の下がるタイミングとはいつなのでしょうか。

潜伏期間

「潜伏期間」という言葉を聞いたことがあるかと思います。実際に感染してから症状が出るまでの期間ですが、つまり、感染しているのに体には異常がわからない期間があるというのです。

それはウィルスによって増殖していくスピードが違うために、体が反応するまでにタイムラグがあるということです。たとえばインフルエンザははじめは1つだったウィルスが1日たつと百万個と増殖するスピードが速く、1日後からも発症します。

一般的な風邪では5~6日の潜伏期間と言われますが、200種類近くあるウイルスの中には発症の早いものもありますので、潜伏期間からウィルスの種類を特定することは難しいです。

潜伏期間の症状

風邪症候群の症状にはせきやのどの痛み、頭痛、発熱などありますが、これらはウィルスに対し体が闘うために現れるものです。ただ、これは体が反応するほど体内でウィルスが増殖してしまっていますから、そこから体に良いものを食べたり体を休めたりしても進行を食い止めるのはなかなか難しい、こと仕事をされていると体を休めたりというのはできない事情もありますよね。

逆に言うと潜伏期間というのは感染しているけれども体が反応できていない期間ですので、当然自覚症状もないのです。

つまり、症状が出始めてから動き出しても完全な予防は難しい
ではどうすればよいのでしょうか。

予防は本当に不可能なの?

初期症状の出るころにはウィルスは増殖してしまったあとなので、そこからいくら免疫力のつくものを取っても予防はできず、そこから先は風邪を治す過程になります。

なので本当の意味での予防とは潜伏期間の前の感染自体を防ぐということ、大切なのは自覚症状のない第一のウィルスに対してアプローチする、ということです。

免疫力を高める食事

風邪に効く!と言うと「免疫力を高める」ものと「殺菌効果のある」ものがあります。今回は風邪の予防なので「免疫力を高める」ものです。風邪のウィルスは唾液とともに胃や腸で殺菌、消化されます。このとき腸のなかで免疫力が落ちていると感染しやすくなってしまうわけですね。

免疫力の下がるタイミング!

今回のテーマとなる部分ですね。

なぜ感染するのか、それは体力の低下、生活習慣の乱れ、ストレスからくる免疫力の低下です。では免疫力はいったいいつ低下するのか

 これはみなさんお悩みの最初に挙げたこんな時に風邪をひく!の「こんな時」

  • 次の日が大事なイベントの日というときに限って風邪をひく
  • いっぱい運動すると風邪をひく
  • 人ごみに長時間いると風邪をひく

この時がまさに免疫力が下がっている、予防をするのに一番アプローチするべき時です。

「激しい運動した日」を例に挙げると

運動した → 潜伏期間 → 症状を発症

普段から免疫力を高める食事に気を遣い、まずは感染しにくい生活を送りましょう。そして免疫力が下がる時には「特に免疫力を高める食事」をとりましょう!ということです。

まとめ

ストレスフルな環境や人ごみに長時間いたり、運動後にはもう確実に免疫力が低下しているな、と考えましょう。そしてそういった日には、帰ってからすぐヨーグルトを食べましょう!極端に言えばそういうことです。

スポーツ栄養学でも理想的な食事には主菜、副菜、乳製品、果物と食事の基本ベースに見事に乳製品が入ります。取るべき食事の4つのうちの一つが乳製品、主菜副菜と並んで乳製品、なんです。

小学校の給食には必ず毎日「牛乳」が出ていましたね。もちろんカルシウムを補う意味でもとられていた牛乳ですが、健康にも重要な役割を果たしていたというわけですね。

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